小学校のクラスでトーチリレーを応援するというので,子供と一緒に,朝6時30分に起きて行ってきました。バンクーバーオリンピックの公式スポンサーの一つであるRoyal Bank of Canadaによる朝食サービス付きです。銀行の前に到着すると,すぐにRBCマークの入った旗やスティックバルーンが配られました。すると間もなく,やはり公式スポンサーのコカコーラのトラックが鳴り物入りでやって来て,続いてトーチランナーの姿が見えたのですが,あっという間の出来事でした。
我々が向かったこのDenmanデンマン通りには,オリンピック組織委員会(Vanoc)の標的となりながら,名称の使用権を勝ち取ったOlympia Pizzaがあります。このお店の場所は,バンクーバーオリンピックに関する「もう一つの地図」を提供している"Vancouver [de]Tour Guide 2010"で確認することができます。
ところで,Vanocは他にも"See You in Vancouver", "2010", "Friend", "Game Plan", "Let the Dreams Begin"などなど多くの言葉を商標登録しています。便乗商法を防止するためなのでしょうが,隣接する米国ワシントン州オリンピック半島のガイドブックにも介入するなど,行き過ぎの感があります。
スポンサーとの関係でも,市内の公共図書館職員に向けて,「マクドナルドとコカコーラがオリンピックのスポンサーだから」「ペプシやデイリークイーンをイベントのスポンサーにしてはダメ」というガイドラインが示されているという記事がありました。固有名詞が書かれているのが,妙に生々しくて,かつ,面白いですね。
そういえば,今回の子供たちの応援は,赤か白のウェアを着ることが条件だったので,昨夜,慌ててオリンピックの公式ストアで買物をしました。この時にも,別のカードのポイントが大きかったのに,公式スポンサーのVISAしか使えず,ちょっと悔しい思いをしました。
Vancouver [de]Tour Guide 2010
The law says don't try to make money using these 'Olympic' words
Librarians Told to Stand on Guard for 2010 Sponsors
オリンピック商標権を護る取締官がガイドブック著者を標的に
日常用語まで続々とオリンピック商標登録
Feb 12, 2010
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